谷根千散歩。 [カメラ(いろいろ写真)]
うまい酒を飲むとうまい肴が食べたくなるのと同じように(?)、よいカメラがあるとよいレンズが欲しくなります。先日Zeiss Ikonというレンジファインダーカメラを購入したのですが、それに装着すべく、Carl ZeissのPlanar50mm/F2を中古で手に入れました。同時に、レンズフードもやっぱり中古で購入。これはもう、ドコかへ写真撮りに行かなくちゃ!というわけで、休日出勤の代休をもらった今日、かねて興味のあった東京都のいわゆる谷根千地区、谷中~根津~千駄木界隈を散策することにしました。
小田急線ユーザーのぼくにとって、谷根千界隈へのアプローチは地下鉄千代田線がいちばん便利。根津駅で電車を下りたところから散歩が始まりました。
唄うJIJIBABAくらぶ。お昼から営業しているそうです。
岩の上に鎮座する石のカエル。さてはメドゥーサに見入られたか。
なんだか猫だらけです。
立て札にドッキリ。
マイ井戸。
イスラム教徒御用達?
置き物かと思ったら生きていました!
狭すぎるドア。
レトロチックに飾り立てた小型バスがこの地区を周回しています。
抑止効果のほどは…。
門前に佇むバイキンマン。
今でも天気が良いと富士山が見えるという富士見坂。
おぉ、ちょうど今日は富士山の山頂に陽が沈む「ダイヤモンド富士」が見られるらしい。とりあえず雲も出ていないし、日暮れを待つことにしましょう。
ちょっと奥まったところに素敵なお店を発見。
ワッフルと紅茶をいただきました。おいしかった!
16時過ぎに富士見坂に戻ってみると、既に「ダイヤモンド富士」を見ようという人たちで大層にぎわっていました。
残念ながらココでフィルムが底をつきました。ここからは同時に持参していたデジカメ、DMC-LX2の画像です。イヤ、それにしても持っていてよかった!
あっという間に狭い坂は観衆で埋まってしまいました。
ここは街灯の意匠もなかなか凝っています。東の空には早くも月が昇ってきました。
影もずいぶん伸びてきて、いよいよ日没を迎えます。
んー、晴れてはいますが何だか霞んでいて富士山の姿は見えません。。
次第に太陽は沈んでいきます。富士山はまだかいな。
そしていよいよ太陽が沈もうというとき、何となく山の形をした影が!
やはりあれが富士山のようです。太陽が姿を消した瞬間。
それにしてもビルの谷間に、この景観がよくぞ残ったものです。ちょっと大きなビルが建ったら、富士山なんて簡単に見えなくなってしまうでしょう。これからも、この眺めがずっと楽しめるといいですね。
というわけで、思いがけず素敵な景色を眺めることのできたぼくは、ホクホクしながら帰路についたのでした。
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